今週中に資金が必要になった時、経営者として取るべき方法は?
こんにちは。中小企業の経営者です。記事をご覧頂きまして誠にありがとうございます。
私は、現在中小企業を経営している立場ですが、元銀行員でしたので借入をするテクニックなどについてもある程度知っているつもりです。そのため、元銀行員という目線でかつ、経営者の立場から資金調達の方法をご説明しています。
今回は、「今週中に資金が必要・・・」という切迫した方に向けて、資金調達方法をご案内しています。少しでもお役に立てたら幸いです。
今週中に資金が必要になる場合とは
まずそもそも、今週中に資金が必要になる場合とはどのような場合でしょうか。私の経験上、そのようなケースに該当するのは取引先が倒産してしまった時です。
今週末に取引先からの売上が入金される予定だったのにも関わらず、その取引先が倒産してしまい、入金されるはずの現金のアテが無くなってしまうと非常に困ります。
そういう時に限って、今週末には従業員への給与支払いや取引先への支払いなどがある場合は資金が不足していまいます。
どうすれば良いのか
今週中にどうしても資金が必要になった場合、まず取るべき行動をご紹介します。
そもそも今週中の支払いを引き延ばすことが出来ないのか確認しましょう。
また、倒産してしまった取引先から少しでも債権回収が出来ないのか試みることも絶対に忘れないで下さい。
ただし、倒産してしまうというのは非常事態ですし、おそらく銀行などの金融機関からの借入もしているでしょうから、債権回収出来たとしても微々たる金額ですし、今週中に回収することなど到底出来ないケースがほとんどです。そのため、あまり債権回収は期待しない方が良いでしょう。それよりも、今週中に支払いを引き伸ばせないか確認して、それでも出来なかったりした場合はどうにか資金調達をする手段を考えましょう。
すぐに資金調達する方法
銀行で当座貸越契約や手形貸越契約(クレジットカードの枠のようなもの。限度額いっぱいまで利用していなければすぐに資金調達も可能)などを結んでいれば、全く問題ありません。しかし、それが出来ないからこそ今週中に資金が必要なのだと思います。何か良い手段はないでしょうか。
私が個人的にオススメしたい方法はファクタリングという方法です。売掛債権をファクタリング会社へ売却することで資金調達をする方法です。このファクタリングであれば、早ければ即日入金も可能です。そのため、今週中に資金が必要だという方にとっては打って付けの方法です。
ただし、売掛債権先企業の業績によっては利用出来なかったり、銀行からの資金調達と比較すると高い手数料(銀行では利息)が必要ですので、その点はご注意下さい。ご興味がある方は、こちら(会社のキャッシュフローが悪化したら資金調達プロで事業資金調達!)から無料で利用できるかの診断が出来ますので、是非ともご確認下さい。今週中にどうしても資金が必要な方のお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。