ファクタリング資金調達~中小企業が生き残るためにはこれ

債権の現金化をするファクタリングという資金調達方法について中小企業の経営者である私が説明しています。倒産を防ぐ方法としても有効です。なるべく簡単で分かりやすく説明をしていますので、ファクタリングの活用を検討されている経営者の方は御参考にしていただけたら幸いです。

事業資金の相談をしたい!運転資金の借入申し込み時のポイントは?

新年明けましておめでとうございます。中小企業の経営者です。記事をご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

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私は事業資金を調達したい方に向けて、情報を発信している元銀行員で中小企業を経営しています。今回は、事業資金の中でも運転資金の借入申し込みをされたい方に向けて、そのポイントをご紹介させていただきます。

 

運転資金が必要なケース

まず、この記事をご覧の方は運転資金が必要だと思われている方だと思いますそれはどのようなケースでしょうか。おそらく、売掛金と買掛金のギャップがある場合です。

 

先月売上に計上されていて、いまだ入金されていないお金(売掛金)があるものの、従業員への給料支払いや仕入れ代金の支払いがある場合、運転資金が必要になります。

 

その運転資金を銀行から借入するためには、ある程度の条件、必要なポイントがあります。

運転資金を借りるポイントとは

 

そのポイントは以下の3点です。

①運転資金が本当に必要なのかどうか

運転資金の計算式は、売上債権(売掛金+受取手形)+棚卸資産-買入債務(買掛金+支払手形)です。借入申し込みをする際に、その金額が妥当なものなのかどうか、必ずチェックして下さい。

②業績推移について

業績が悪化している企業に銀行があまり資金を貸したくないのは当然です。金融円滑化法が施行されてからは、銀行は企業からの融資申し込みをむげに断ることができなくなりました。であるものの、やはり、業績が良いのかどうかは必ずチェックされます。

仮に、悪化していたとしても、今後改善する見込みやその施策があれば借入できないわけではありません。業績が悪い場合でもその理由と対策を明確に説明できる資料を準備しましょう。

③売掛金について

運転資金の算出方法を見ると、売掛金があるが故に運転資金が必要になる事が分かります。そのため、銀行からみると、売掛金先である企業から入金があれば貸し出した運転資金をその企業が返済出来るのです。売掛金先の企業の財務体質が盤石であったり、信用が高い企業であれば、銀行も運転資金を貸し出せます。その逆もまた然りです。

まとめ

 

運転資金が必要である場合、今回挙げたポイントをチェックされてみて下さい。皆様の経営がうまくいくことを心から願っています。最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。