ファクタリングとは何なのか?中小企業の経営者が解説します。
こんにちは、中小企業の経営者です。
今回は、資金繰りが苦しい中小企業を経営されていらっしゃる方に対して、「ファクタリング」という資金調達方法が何なのかご紹介したいと思います。
ファクタリングとは
ファクタリングとは「売掛債権を現金化する資金調達方法」のことです。売掛債権とは、釈迦に説法かもしれませんが、売掛金のことで、売上はあがっているものの現金として入金されるのが翌月末などの期間のズレがある流動資産のことです。
その売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい、資金調達をする方法があります。それがファクタリングです。「取引先からの売上金入金がもう少し早ければ、資金繰りが楽になるのに・・・」というようなニーズに応えることがこのファクタリングには出来ます。
ファクタリングをするための条件について
ファクタリングにも取り組み可能な条件があります。それは以下です。
1.毎月安定的な売掛債権があること。
2.その売掛債権先企業が、ある程度信用力のある企業であること。
本当にそれで資金調達が出来るの?と思われたかもしれませんが、ファクタリングではそれが可能です。
メリットは
ファクタリングのメリットですが、非常に沢山あります。それを少しご紹介します。
1.貸借対照表で負債にならない
2.信用情報への影響がない
3.キャッシュフローが改善される
4.最短即日で資金調達が出来る
5.売掛先への通知がない
などなどのメリットがあります。非常に有効な資金調達方法ですが、その分デメリットも気になりますよね・・・。
デメリットは
最大のデメリットとしてはファクタリング会社への手数料が発生することです。売掛債権額の5~25%の手数料が発生します。このパーセンテージは売掛債権先企業の信用力によっ変化します。
そのため、一部上場企業などとの取引をされていらっしゃる中小企業で、その企業の売掛債権がある場合は、比較的安い手数料でファクタリングを利用することが出来ます。
今回は、資金繰りに苦しむ経営者の方にファクタリングとは何なのか説明させていただきました。詳しい内容については『会社のキャッシュフローが悪化したら資金調達プロで事業資金調達!』をご参照していただければと思います。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。