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ファクタリング資金調達~中小企業が生き残るためにはこれ

債権の現金化をするファクタリングという資金調達方法について中小企業の経営者である私が説明しています。倒産を防ぐ方法としても有効です。なるべく簡単で分かりやすく説明をしていますので、ファクタリングの活用を検討されている経営者の方は御参考にしていただけたら幸いです。

ファクタリングの注意点には気をつけないとまずい!?

ファクタリングの注意点は、手数料や買取の掛目が高額になるということです。売掛金債権の掛目は、75%~95%くらいが目安です。倒産リスクの少ない大手企業であっても、良くて90%程度になることが多いようです。

ファクタリングの注意点の具体例

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例えば、2ヵ月後に回収できる予定の500万円の売掛金債権をファクタリング業者に買い取りしてもらったら、手数料と掛目で100万円が引かれて、400万円の現金が即時手に入ったとします。

ファクタリングは借金ではありませんが、「400万円の現金を2ヶ月間借りるために100万円の利息を支払った」というケースと、金銭的な効果は同じです。この場合の金利を計算してみると、年100%を超える暴利であり、消費者金融で借りた場合よりもはるかに高額な利息がかかっていることになります。

売掛先倒産リスクはファクタリング会社に

ファクタリングでは、取引先の企業が倒産した場合のリスクは業者側が負っていますが、償還請求権がついている場合には、取引先の企業が倒産した場合には債権の買戻しを求められてしまうので、クライアントがリスクを負うことになります。償還請求権がついているか否かはしっかりと確認をしておきましょう。

ファクタリングは高額な費用がかかるとはいえ、資金操りに困っていて、銀行などからの融資も受けられない場合には有効な手段となることは確かです。しかし、1度でもファクタリングを利用してしまうと、そこから抜け出せなくなることもあることは注意点です。

例えば、毎月500万円の売掛金収入があったとします。資金が底をつき、倒産のリスクに直面したので、ファクタリングを利用して、即時に400万円の現金に換えたとします。


しかし、一時的に状況は乗り切ったものの、翌月にはまた資金が底をつきました。そうして1ヶ月先に入ってくるはずの500万円が、ファクタリング業者を利用した費用の100万円を引かれて400万円になって入ってくるという状況が続けば、問題を先送りにしているだけでどのみち倒産してしまう可能性が高いでしょう。

そのようなケースでは、経営状況を根本的に見直す必要があります。

ファクタリングの必要書類は申し込み前に準備した方が良さそう!

ファクタリング取引を行うにあたっては、次のような必要書類を用意する必要があります。

ファクタリング申し込みについての必要書類について

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まず、決算書や確定申告書等の会社の経営状態が分かる書類が必要になります。仮に売掛金を有しているとしても、会社が赤字経営で他の債権者から差し押さえのリスクがあるような場合には、ファクタリング取引を行うことができない可能性があります。

会社の経営状態が良好な場合には、ファクタリング取引の手数料が安くなる傾向があります。

売掛債権を確認するための書類

次に、契約書等の売掛金が本当に存在するかどうかを確認するための書類が必要になります。契約書がない場合には、発注書や納品書等を用意する必要があります。

売掛金の売買を行う以上、取引時点において、どれだけの額が残っており、期限がいつなのか等を確認する必要があるためです。

加えて、仮にファクタリング取引の後に売掛金が存在しないことが判明した場合、ファクタリング会社に損失が生じるおそれがあるため、必要書類となります。

また、売掛先との取引の状態が分かる書類、売掛先からの継続的な支払いを証明する銀行口座、納税証明書等の差し押さえのリスクを確認するための書類が必要となります。

ファクタリング会社は売掛先から回収してくことになるため、現時点で継続的な支払いがあるかどうかは重要な情報となります。

その他の必要書類

その他には、商業登記簿謄本、印鑑証明書等が必要となります。商業登記簿謄本、印鑑証明書は、所定の手数料を用意して登記所で交付申請することにより受け取ることができます。

忙しい場合には、代理人により取得することもできます。

従来から取引がある場合は別として、初めてファクタリング会社と取引するような場合には、会社の情報を伝えるため、これらの書類を用意する必要があります。

個人が契約する場合には、これらの書類に代えて、住民票や運転免許証等が必要になります。

このように、ファクタリング取引を行うにあたってはいくつかの必要書類を用意しなければならないため、余裕を持って準備する必要があります。